Azure Ubuntu 24.04の日本語デスクトップ化とRDP接続例

Azure仮想マシンのUbuntu系のイメージにはデスクトップ版はありません。
しかもWindowsイメージ同様に英語版しかありませんのでユーザ自身が日本語化しなければなりません。
今回選択したイメージは「Ubuntu Pro 24.04 LTS - x64 Gen2」で、その仮想マシン名は「avmubt2404」としました。
コマンドインタフェースだけでの使用ではサイズはB1ms(1 vCPU、2GBメモリ)で間に合います。
しかしデスクトップ環境にして利用するとなるとB1msでは動作が重くストレスが溜まりがちですのでサイズをデスクトップの最小レベルのB2s(2 vCPU、4GBメモリ)に変更しました。
ここでは「Ubuntu Pro 24.04 LTS - x64 Gen2」に対する下記について主にご紹介致します。
(1)英語版デスクトップ環境の導入
(2)WindowsからのRDP接続環境の構築
(3)英語版デスクトップ操作
(4)デスクトップ環境の日本語化
ちなみにデスクトップ導入前におけるAzure仮想マシン(avmubt2404)のコマンド実行結果を日本語化する手順は次の通りです。
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/noble.sources -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.sources
sudo apt -U upgrade
sudo apt install ubuntu-defaults-ja
echo 'export LANG=ja_JP.utf8'>>.bashrc
sudo reboot
SSHでの再接続


  1. 英語版デスクトップ環境の導入


  2. WindowsからのRDP接続環境の構築


  3. 英語版デスクトップ操作


  4. デスクトップ環境の日本語化
    デスクトップ環境の日本語化方法についてはいくつかのパターンがあるようですが、ここではその一例をご紹介致します。


  5. 別ユーザによるRDP接続時のXfceセッション利用手順について
    Azure仮想マシン作成時に設定した管理者アカウントのユーザ(amber)でRDP接続した場合のデスクトップはGNOMEセッションとなります。
    そこでここでは管理者アカウントのユーザ(amber)とは別のユーザ(amber2)でRDP接続した際のデスクトップがXfceセッションとなるようにする方法をご紹介致します。
    手順の流れは次のようになります。
    (1)別ユーザの作成
    (2)別ユーザでRDP接続
    (3)Xfceデスクトップの導入
    (4)Xfce端末の導入



  6. 補足事項