Virtual PC でのTurbo Linux 6.0

Virtual PCを使ってTurbo Linux CE(Connectix Edition:Connectix社がTurbo Linux 6.0をVirtual PC用にカスタマズしたLinux)をMacOS 9上で試用してみました。

Turbo Linux 6.0をPC/AT互換機に単独インストールする場合と違ってTurbo Linux CE付きのVirtual PCをMacにインストールする場合は「Turbo Linux CE使用時のキーボードの種別・SWAPパーティションの指定・ルートパーティションの指定・TCP/IP設定・ネットワーク設定(マシン名含む)・インストールタイプ・LILOの作成先・Xサーバの設定・ログイン方法の選択・rootユーザのパスワード設定」等の質問は一切出てきませんのでLinux初心者にとっては大変楽なインストール形態かと思います。


(1)Turbo Linuxイメージファイル

Turbo Linux CE付属のVirual PC(Ver3.0)をインストールすると約1.2GBの「TurboLinux 6.0J」というイメージファイルが作成されます。
このイメージファイルはTurbo Linux CE(Kernel 2.2.13-34)が自動的にインストールされた仮想パーティションです。


(2)Turbo Linux CEの起動

まずLILOが起動されます。




Turbo Linux CEの起動中に出されるメッセージは通常のTurbo Linux 6.0のものとはちょっと違う感じがします(厳密な比較はしてませんが...)。
でもサービスの開始メッセージは通常のものとほぼ同じ感じです。




(3)ログイン

GUIベースのグラフイカルログイン画面(gdm)です。

(4)KDEメニュー

通常のと同様なKDEメニューです。

KDEコントロールセンタはこちらです。

(5)Kterm




(6)KFMメニューとアイコン

KFMのメニューとアイコンです。


(7)kview(イメージビューア)


(8)CDプレーヤ

CDプレーヤを起動して音楽CDをセットすると自動的に再生されます。


(9)NC(Netscape Communicator)

NCを起動してヘルプメニューを開いてみました。


(10)GNOME

guname(GNOMEについて)の表示内容です。


(11)GIMP起動

GIMPの起動にはかなり時間がかかるようです。
xeyesが見守る中でGIMPの初期化処理は下の画面からなかなか先に進みませんでした。