1998年に入手したTurboLinux 2.0のカーネルは2.0.33であり付属アプリも豊富で結構使えそうな印象を受けました。
(1)Netscape Communicator 4.04
TurboLinux 2.0に英語版のNC4.04をインストールしてみました。
(2)デスクトップ画面
TurboLinux 2.0のデスクトップ画面はこちらです。
(3)VNC
TurboLinux 2.0にVNCサーバを組み込み、Mac側のVNCビューアを利用してわざわざTurboLinux 2.0内NC4.04経由で別マシンのドミノサーバをアクセスしてみました。
(4)Applixware
ワープロソフトや表計算ソフトなどをセットにしたOffice系製品であるApplixwareを試してみました。
まずはワープロソフト(Wordsアプリ)です。
単純な文字入力やフォント修飾はほとんど問題なく使えます。
尚、漢字変換はこんな感じです。
このワープロソフトでは[挿入]−[ファイルからのオブジェクト]−[その他]でGIF/JPEG画像の貼り付けが行えます。
もちろん表の中での画像貼り付けもできます。
そして表計算ソフト(Spreadsheetsアプリ)です。
あまり高度なグラフは作成できないようですがWindowsの世界ではお馴染みのグラフウィザードが使えます。
ApplixwareのmailについてはPOP3パスワードの最大長が8バイトという制限があり、この制限のためE-Mailの受信テストはできないままとなりました。
(5)XEmacs
XEmacsというのは単に日本語も扱える高機能エディタというだけではなく画像のインライン表示、Webブラウザ、メーラー、ニュースリーダ、カレンダ表示、ファイルマネジャ等々の機能がふんだんに盛り込まれています。
インターネット対応という意味ではXEmacsはノーツR5より先に統合クライアントツールとして仕上がっていますね。
もちろん情報管理ツールではありませんのでノーツと比較する意味はあまりないですが結構面白そうなフリーソフトです。
Web上にはXEmacsに関する情報が溢れているようです。
日本なんかでは特に大学生あたりにXEmacsの人気が高いようです。
XEmacs内でゲームもできます。