Red Hat Linux 4.2

1998年にRed Hat Linux 4.2(カーネル:2.0.30)を導入してみました。
ここではRed Hat Linux 4.2の利用環境を紹介します。

(1)日本語環境(JE)

日本語の入力ができるようにJE 0.97を組み込みました。
ezinstでのパッケージ選択ではHD容量の都合によりMule,CANNA,kterm,less,tgif等に限定してインストールしました。

.bash_profileに「LANG=ja_JP.ujis」を追加することにより日本語表示も問題なく行えるようになりました。




(2)英語版Netscape Communicator 4.04(NC4.04)

Red Hat Linux 4.2にNC4.04をインストールしてみました。




(3)デスクトップ






(4)コントロールパネル




(5)VNCの利用

Red Hat Linux 4.2にVNCビューアを組み込み、Windows側にVNCサーバを組み込むことによりLinux側からWindowsアプリを利用できるようになります。




VNCではもちろんこの逆のこと(WindowsからLinuxアプリの利用)もできます。


(6)GIMP

Red Hat Linux 4.2にGIMP(Ver 0.99.9-2)をインストールしてみました(gtk+も合わせてインストール)。
レイヤー操作もできるようでちょっと感動ものでした。
これがGIMPの画像です。


(7)Applixware

Red Hat 4.2上でApplixwareを試してみました。
Applixwareのインストール先ディレクトリに移動してとりあえず「./applix &」と打ち込むだけでApplixwareを起動できます。
ApplixwareのReadme文書です。
数式エディタも使ってみましたがやはりLaTexには及ばない感じです。


(8)KDE

KDE1.0を組み込んでみました。
英語版KDEのため「KEdit」や「KDE Mail Client」等のKDE専用アプリでは日本語が使えません。

組み込み&利用手順は以下の通りです。

まずはKDE環境のデスクトップ画面です。




そしてKDE環境でのMuleです。




KDE Mail Clientでのメール送受信も問題なく行えます。




KFMではファイル管理の他にWebアクセスも行えます。