仮想フレームバッファ(Fedora Core 6 x64編)


仮想フレームバッファ(デバイス)はメモリ上にXウィンドウ画面をマッピングする特殊なXサーバです。
Linuxマシンを遠隔GUI操作に限定して使用するために実機での直接GUI操作ができないようにする場合は仮想フレームバッファが役に立ちます。
またXenのDomainUなどのようにビデオカードが使えず通常のXサーバが使用できない場合に仮想フレームバッファを導入してXDMCP接続してGUI操作したりもできます。


ここではFedora Core 6 x64(以下FC6)に仮想フレームバッファを導入し、Cygwin/X等のXサーバからのXDMCP接続やVNCクライアントからのXDMCP接続を行う手順を紹介します。


1.前提条件

FC6の最初のインストールではデフォルトインストールを基本とします。
xinetd, vnc-serverパッケージもインストールされているものとします。

OpenOffice.org 2.0.4等のパッケージを追加していても構いません。


2.FC6への仮想フレームバッファデバイスの導入とVNCサーバ設定



3.最終確認テスト