Windows 7のマルチブート環境構築

Windows 7に「VHDブート機能」が追加されました(VHDネーティブブートとも言います)。
これは既存のパーティションの中の仮想ハードディスク(VHD)にインストールされたWindows 7を実PCでブートする機能です。
ここでの既存のパーティションとはWindows XP/Vista/7のパーティションを指します。
Windows Vistaからサポートされたbcdeditと「VHDブート機能」を併用することでWindowsのマルチブート化がより一層簡単になりました。
尚、VHDブートされる側のOSはそのOS自体がVHDブートされていることを検出でき、かつそれに対応するドライバを持っている必要があります。
このため現時点ではVHDブートされるOSは以下のOSに限定されます。
・Windows 7
・Windows Server 2008 R2

ここではbcdeditと「VHDブート機能」を利用したWindowsマルチブート環境構築について紹介します。
※Windows Server 2008 R2についてはここでは触れません。

今回主に使用したPCのCPUはCore 2 Quad Q6600/Core 2 Duo E6600です。
尚、Windows 7はWindows 7 RC版を使用しました。

1. 従来から利用されているWindowsマルチブート環境構築方法
   Windows XP(以下、XP), Windows Vista(以下、Vista), Windows 7(以下、Win7)のマルチブート環境構築を考えてみます。
   従来は、一つの物理HDDの別々のパーティションに[XP]→[Vista]→[Win7]の順にインストールするのが最も普通でした。
   しかし、一つの物理HDD全体が一つのパーティションになっている場合は別パーティションを作成するのが負担になっていました。
   それでもXPとVistaのデュアルブート環境構築なら何とかなりました。
   そのXPとVistaのデュアルブート環境にWin7を更に追加するとなると別パーティション作成も容易ではありません。
   このような場合、既存のXPまたはVistaパーティションにWin7をVHDインストールで簡単にインストールできます。
   
   
   
2. XP/Vistaデュアルブート環境のVista側へのWin7 VHDインストール
   いきなりですが、XP/Vistaデュアルブート環境のVista側にWin7をVHDインストールする手順の要点を紹介します。
   (XP側にWin7をVHDインストールする手順も同様です)
   尚、既存のXPパーティションは30GB、Vistaパーティションは40GBとします。
   
   
   • Win7インストールDVDからのブート
     
   • diskpartコマンドによるVHDファイルの作成
     (1)言語選択後の＜今すぐインストール＞アイコンが表示されている画面でShift+F10キーを押します。
     (2)すると「管理者:x:\windows\system32\cmd.exe」というタイトルのコマンドプロンプト画面が表示されます。
     (3)dirコマンドでVistaパーティションがこの時点でどのドライブになっているかを確認します。
     ここではVistaパーティションはEドライブ扱いになっているものとします。
     ※Vistaが実行されている場合はそのVistaパーティションは通常Cドライブになっていますが...。
     
     (5)以下のコマンドで20GB固定サイズのVHDファイルを作成してWin7インストール先として利用できるようにします。
     

     X:\Sources>diskpart DISKPART> create vdisk file="e:\vhdw7x86.vhd" maximum=20000 type=fixed DISKPART> select vdisk file="e:\vhdw7x86.vhd" DISKPART> attach vdisk DISKPART> exit X:\Sources>exit

     (6)上記の「X:\Sources>exit」で＜今すぐインストール＞アイコンが表示されている画面に戻ります。
     (7)＜今すぐインストール＞アイコンをクリックします。
     
     
   • VHDファイルへのWin7インストール指定
     (1)インストールの種類として[新規インストール(カスタム)]を選択します。
     (2)Windowsのインストール場所として「ディスク1 未割り当て」(VHDを指しています)を選択します。
     あとは通常のWin7インストール操作と同じ要領でインストールを完了させます。
     
     
   • Windowsブートマネージャ画面
     Windowsブートマネージャ画面には「Windows 7」が新たに追加表示されます。
     ※「以前のバージョンのWindows」というのはXPを指しています。
     
     
     
     
   • ディスク/ドライブ構成確認
     Windowsブートマネージャ画面でWindows 7を選択してブートします。
     VHDインストールしたWindows 7(以下、vhd-Win7)が起動されます。
     vhd-Win7のデスクトップにてディスク/ドライブ構成を確認してみます。
     
     
     
     ・拡大画面
     [補足]
     (1)ディスク管理画面のディスク 1がvhd-Win7の仮想ハードディスク(VHD)を指しています。
     (2)Cドライブがvhd-Win7パーティションです。
     (3)DドライブがXPパーティションでブート関連ファイル(ntldrやbootmgr等)が集まっています。
     (4)EドライブがVistaパーティションです。
     
     
   • vhd-Win7の制約
     (1)ディスクのデータ転送速度評価はできません。
     コンピュータの[パフォーマンスの情報とツール]で評価を実行すると、
     「VHDからブートしたシステムではディスクの正確な評価ができない」旨のエラーとなります。
     ・ご参考：実機ブートの場合の[パフォーマンスの情報とツール]実行例(Core i7, 実装メモリ6GB, GeForce 8800 GT等利用ケース)
     
     
   
   
   
3. デュアルブート環境(XPとWin7)
   
   
   • [XP]→[Win7]のインストール
     XPとWin7パーティションを分けてXP, Win7の順にインストールする場合は特に問題ありません。
     
     
   • [XP]→[vhd-Win7]のインストール
     XPパーティションにWin7をVHDインストールする場合も特に問題ありません。
     (diskpartではvhd-Win7用VHDファイルとして例えばC:\vhdw7x86.vhdというファイルを作成します)
     
     この場合のvhd-Win7の削除手順をここで紹介しておきます。
     具体的には以下の手順でこのvhd-Win7を削除します。
     
     
     • vhd-Win7のブート
       Windowsブートマネージャで[Windows 7]を選択してブートします。
       
     • ログオン
       vhd-Win7のインストール時に作成したアカウントでログオンします。
       
     • ファイルバックアップ(任意)
       vhd-Win7インストール後にvhd-Win7中に保存した重要なデータをvhd-Win7の外にバックアップします。
       
     • bcdeditの実行
       コマンドプロンプトを[管理者として実行]で開き以下のコマンドを実行します。
       (1)bcdedit /v
       本コマンドで「Windows 7」用のGUID値({aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} 形式)を確認します。
       (2)以下のコマンドで「Windows 7」用エントリを削除します。
       bcdedit /delete {「Windows 7」用のGUID値} /cleanup
       (3)bcdedit /vで「Windows 7」用エントリが表示されなくなることを確認します。
       
     • vhd-Win7のシャットダウン
       
     • マシン再起動
       Windowsマネージャは表示されずに、Windows XPが自動的に起動されます。
       
     • ログオン
       Windows XPのインストール時に作成したアカウントでログオンします。
       
     • VHDファイルの削除
       vhd-Win7用のVHDファイル(C:\vhdw7x86.vhd)を削除します。
       これでvhd-Win7が完全に削除できたことになります。
       
     
     
     
   • [Win7]→[XP]のインストール
     Win7とXPパーティションを分けてWin7, XPの順にインストールすると場合はWin7ブート設定が消えます。
     このためXPしかブートできなくなります(XPのデスクトップ：このXPではF:\WINDOWSとなります)。
     そこで以下の手順でWin7とXPのデュアルブート環境を構築します。
     
     
     • Win7インストールDVDからのブート
       
     • Win7のスタートアップ修復の実行
       (1)言語選択後、＜今すぐインストール＞アイコンのある画面の左下にある[コンピュータを修復する]を起動します。
       (2)「システム回復オプション」画面には「Windows 7」だけが表示されます。
       (3)＜Windowsの起動に伴う問題の修復用の回復ツールを使用します。＞オプションと「Windows 7」を選択して次に進みます。
       (4)回復ツールの選択画面で[スタートアップ修復]を選択して実行します。
       (5)[スタートアップ修復]を実行後、＜完了＞ボタンで自動再起動します(Win7インストールDVDは取り出します)。
       (6)Win7が自動起動します。
       (7)Win7のスタートアップ修復でこの時点ではXPのブート設定が消えていますがWin7のbcdeditを使用するためWin7が必要です。
       
       
     • Win7でのbcdeditによるデュアルブート環境構築
       (1)以下のコマンドを管理者として実行します。
       

       bcdedit /copy {ntldr} /d "以前のバージョンの Windows" ※「指定されたエントリを参照中にエラーが発生しました。」となることを確認します。 bcdedit /create {ntldr} /d "Windows XP" bcdedit /set {ntldr} device partition=\Device\HarddiskVolume1 bcdedit /set {ntldr} path \ntldr bcdedit /displayorder {ntldr} /addlast bcdedit /v ※「Windows レガシ OS ローダー」として「Windows XP」が表示されます。

       (2)リブート実行
       
       
     • Win7とXPのデュアルブート確認
       Windowsブートマネージャ画面に「Windows 7」と「Windows XP」が表示されます。
       Windows 7とWindows XPがそれぞれブートできることを確認します。
       
       
       
       
     • ディスク/ドライブ構成確認
       Win7のデスクトップにてディスク/ドライブ構成を確認してみます。
       
       
       
       ・拡大画面
       [補足]
       (1)System Reservedパーティションは最初のOSとしてWin7がインストールされた際に自動作成されたパーティションです。
       (2)System Reservedパーティションにはブート関連ファイルが集まっています。
       (2)CドライブがWin7パーティションです。
       (4)Eドライブが2番目にインストールしたXPのパーティションです。
       
       
     
     
   
   
4. デュアルブート環境(VistaとWin7)
   
   
   • [Vista]→[Win7]のインストール
     VistaとWin7パーティションを分けてVista, Win7の順にインストールする場合は特に問題ありません。
     
     
   • [Vista]→[vhd-Win7]のインストール
     VistaパーティションにWin7をVHDインストールする場合も特に問題ありません。
     
     
   • [Win7]→[Vista]のインストール
     Win7, XPの順にインストールする場合とは異なり、Win7, Vistaの順にインストールする場合も特に問題ありません。
     Windowsブートマネージャ画面には「Microsoft Windows Vista」と「Windows 7」が表示されます。
     
     
     
     
   
   
   
5. デュアルブート環境(Win7とLinux)
   Linuxディストリビューションによってブート環境作成オプションが異なりますがここではVine Linux 4.2を使用しました。
   Vine Linux 4.2ではGRUBのインストール先を選択できます。
   
   
   • [Win7]→[Linux]のインストール(GRUBのインストール先：MBR)
     Win7の後でLinuxをインストールする場合でLinuxのGRUBをMBRにインストールする場合は特に問題ありません。
     GRUBメニューで[Other]を選択するとWin7が起動します。
     
     
     
     
   • [Win7]→[Linux]のインストール(GRUBのインストール先：Linuxパーティションの先頭セクタ)
     Win7パーティションは60GBとします。
     またWin7側で後で使用するC:\mybootフォルダを作成しておきます。
     
     GRUBのインストール先をMBRにした場合、Linuxのアンインストール方法を間違うとWindows起動に影響を及ぼします。
     そこでPCを起動するとWindowsブートマネージャ画面にLinuxエントリが表示されるようにする方法を紹介します。
     
     
     • Vine Linux 4.2のインストール
       Vine Linux 4.2のインストールでは下記の点だけ注意します。
       ※Linuxパーティション(ext3)サイズは4GBとしました(/全体が4GBでswapパーティション無し)。
       (1)GRUBブートローダ設定画面
       ＜高度なブートローダオプションの設定＞を選択します。
       (2)ブートローダを設定する場所として/bootを配置するパーティションの最初のセクタを選択します。
       例：＜/dev/hda3ブートパーティションの最初のセクタ＞
       
       
     • Vine Linux 4.2インストール後のブートセクタのファイル化
       (1)Vine Linux 4.2のインストールでブートローダを設定する場所を上記の設定にするとVine Linux 4.2をブートできません。
       (2)Live CDを使用してブートセクタをファイル化します。
       (3)今回はLive CDとしてUbuntu Desktop 9.04版を使用しました。
       (4)Ubuntu Desktop 9.04版のCDからブートしてLive CDのデスクトップを表示させます。
       (5)下記のコマンドを実行します。
       

       $ sudo passwd root 新しいUNIXパスワードを入力してください: 新しいUNIX パスワードを再入力してください: passwd: パスワードは正しく更新されました $ su - root パスワード: # dd if=/dev/sda3 of=/home/ubuntu/vine4bootsector.img bs=512 count=1 ※ブートセクタのファイル化(512バイト) 1+0 記録始め 1+0 記録終わり 512 バイト (512 B) コピー終了, 0.491927 s, 1.0 kB/s # mount /dev/sda2 /mnt # cp /home/ubuntu/vine4bootsector.img /mnt/myboot/ ※Win7側ではC:\myboot\vine4bootsector.imgとして利用します。 # umount /mnt

       (6)Live CDのデスクトップをシャットダウンします。
       
       
     • Win7でのbcdeditの実行
       デュアルブート環境構築のために以下の操作を行います。
       (1)Win7の起動
       (2)以下のコマンドを管理者として実行します。
       ※リアルモードブートセクタエントリの作成用のコマンド実行です。
       

       bcdedit /create /d "Vine Linux 4" /application bootsector ※「エントリ {aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} は正常に作成されました。」と表示されます。 ※この{aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} を後続のコマンドで指定します。 bcdedit /set {aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} device partition=C: bcdedit /set {aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} path \myboot\vine4bootsector.img bcdedit /displayorder {aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} /addlast bcdedit /v ※最後のエントリとして以下の内容が表示されます。 リアル モード ブート セクター -------------------------------- identifier {aaaaaaaa-bbbb-cccc-dddd-eeeeeeeeeeee} device partition=C: path \myboot\vine4bootsector.img description Vine Linux 4

       (3)リブート実行
       
       
     • Win7とLinuxのデュアルブート確認
       Windowsブートマネージャ画面に「Windows 7」と「Vine Linux 4」が表示されます。
       Windows 7とVine Linux 4がそれぞれブートできることを確認します。
       尚、「Vine Linux 4」を選択するとGRUBメニューが表示されることになります。
       
       
       
       
     • ディスク/ドライブ構成確認
       Win7のデスクトップにてディスク/ドライブ構成を確認してみます。
       
       
       
       ・拡大画面
       [補足]
       (1)System Reservedパーティションは最初のOSとしてWin7がインストールされた際に自動作成されたパーティションです。
       (2)System Reservedパーティションにはブート関連ファイルが集まっています(ブートセクタファイル除く)。
       (3)CドライブがWin7パーティションです。
       (4)C:\myboot\vine4bootsector.imgがブートセクタファイルです。
       
       
     • Vine Linux 4のデスクトップ例
       ・Vine Linux 4からWin7パーティションをマウントしてアクセスしている様子
       
       
     
     
   
   
6. トリプルブート環境
   ここではWin7とLinuxを含めたトリプルブート環境について触れます。
   尚、使用したLinuxは「Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CD」です。
   
   
   • [XP]→[Win7]→[Linux]のインストール
     XP, Win7, Linuxパーティションを分けてXP, Win7, Linuxの順にインストールする場合は特に問題ありません。
     (GRUBはMBRへのインストール)
     
     パーティション構成例；
     (1)パーティション1(40GB)：XP用
     (2)パーティション2(20GB)：Win7用
     (3)パーティション3(10GB)：Linux用
     
     ・GRUBメニュー例
     ※GRUBメニューの「Windows Vista (loader)」は自動生成されるエントリでそれを選択すると更にチェインメニューが表示されます。
     
     
   • [XP]→[vhd-Win7]→[Linux]のインストール
     XPパーティションにWin7をVHDインストールし、最後に更なる別パーティションにLinuxをインストールする場合は特に問題ありません。
     パーティション構成例；
     (1)パーティション1(30GB)：XP用
     (2)パーティション1内VHDファイル(20GB)：vhd-Win7用
     (3)パーティション2(10GB)：Linux用
     
     
     • GRUBメニューは「[XP]→[Win7]→[Linux]のインストール」の場合と全く同じになります。
       
     • ディスク/ドライブ構成確認
       vhd-Win7のデスクトップにてディスク/ドライブ構成を確認してみます。
       
       
       
       ・拡大画面
       [補足]
       (1)Cドライブがvhd-Win7パーティションです。
       (2)DドライブがXPパーティションでブート関連ファイル(ntldrやbootmgr等)が集まっています。
       (3)またそのDドライブにはvhd-Win7用のVHDファイルが含まれます。
       (4)ドライブ割り当てのない10GBの領域がLinuxパーティションです。
       (5)vhd-Win7にExt2Fsdを導入しLinuxパーティションをUドライブとして割り当ててみました。
       
       
     
     
   • [Vista]→[vhd-Win7]→[Wubi-Ubuntu 9.04]のインストール
     まずVistaパーティションにWin7をVHDインストールします。
     次にそのVistaパーティションにUbuntu 9.04をWubiインストールしても特に問題ありません。
     
     (1)Windowsブートマネージャには以下の順序でブートエントリが表示されます。
     ・Windows 7
     ・Microsoft Windows Vista
     ・Ubuntu
     ※この「Ubuntu」はリアルモードブートセクタ扱いです。
     (2)Ubuntu 9.04のデスクトップ例
     (3)ディスク/ドライブ構成確認
     vhd-Win7のデスクトップにてディスク/ドライブ構成を確認してみました。
     ・ディスク/ドライブ構成確認
     [補足]
     (1)Cドライブがvhd-Win7パーティションです。
     (2)DドライブがVistaパーティションでブート関連ファイルが集まっています。
     (3)またそのDドライブにはvhd-Win7用のVHDファイルが含まれます。
     (4)Wubi-Ubuntuパーティションは仮想的なLinuxパーティションでありディスク管理には表示されません。
     
     
   
   
7. 4個のOSのマルチブート環境
   
   
   • [Vista x64]→[Vista x86]→[vhd-Win7 x64]→[vhd-Win7 x86]のインストール
     以下の手順でVistaとvhd-Win7を混在させてみました。
     (1)Vista x64のインストール
     (2)Vista x86の別パーティションインストール
     (3)Vista x64パーティションへのvhd-Win7 x64インストール
     (4)Vista x86パーティションへのvhd-Win7 x86インストール
     (5)Windowsブートマネージャでの表示が区別しやすくなるように各OSについて下記を実施。
     

     bcdedit /set {各OSのGUID} DESCRIPTION "ブート名"

     ここでのブート名はVista x64, Vista x86, Win7 x64, Win7 x86としました。
     (6)ディスク/ドライブ構成確認
     vhd-Win7 x86のデスクトップでWin7 x64用VHDファイルもマウント(Gドライブ)して全体のディスク/ドライブ構成を確認してみました。
     ・4個のOSのディスク/ドライブ構成確認例
     [補足]
     (1)Cドライブがvhd-Win7 x86パーティション(VHDファイル)です。
     (2)DドライブがVista x64パーティションです。
     (3)EドライブがVista x86パーティションです。
     (4)Gドライブがvhd-Win7 x64パーティション(VHDファイル)です。
     (5)デバイスマネージャにはマウントされているVHDファイルの個数分「Msft Virtual Disk SCSI Disk Device」が表示されます。