Virtual PC for WindowsへのWindows Server 2003の導入とリモートデスクトップ接続利用

Virtual PC for Windows Ver 5.0(VPC5)にWindows Server 2003を組み込む手順及びWindows Server 2003へのリモートデスクトップ接続について簡単に紹介します。
ここで使用しているWindows Server 2003はWindows Server 2003 RC2(Windows .NET Server 2003 RC2のEnterprise Edition版)です。
尚、ホストOSはWindows XP Professionalです。


1.マシン環境

尚、Windows Server 2003のインストール先はホストPCの内蔵HDD(IDE)内のディスクイメージとします。


2.ゲストPCの定義



3.ゲストOSのインストール

Windows Server 2003を上記で定義したゲストPCにインストールする手順は以下の通りです。
尚、Windows Server 2003をネーティブインストールする場合と同じ部分の説明は基本的に省略してあります。



4.ゲストOSの手動ブート

PCリストのゲストPC名を選択して<起動>ボタンを押すとブート処理が開始されます。

まずWindows Serverのロゴ画面が表示されます。





5.Lunaテーマの適用

Windows Server 2003にはWindows XP標準のLunaテーマはありません。



しかしWindows XP用のLunaテーマファイルを導入することによりLunaの外観にすることができます。







6.リモートデスクトップ接続

Windows Server 2003では従来のターミナルサービスにWindows XP Professionalのリモートデスクトップ機能を吸収するなどして機能拡張されています。
(Webによるリモートデスクトップ接続もできます)


7.Windows Media サービス

Windows Media サービスを使ったサンプルメディアの配信例を紹介します。


8.ディスクイメージサイズの確認

コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」でWindows Server 2003のオプションコンポーネントをフルインストールした場合のディスクイメージサイズは約2.2GBになります。