Virtual PC for Windowsの概要

ここではVirtual PC for Windowsの概要として、Virtual PCに各種OSをインストールする際の基本的な事柄について説明します。
ここで扱うVirtual PC for WindowsはVersion 5.0(VPC5)を前提にしています。


(1)Virtual PCの概要

Virtual PCは物理的に一つのPC環境(ホストPC)上のOS内に仮想的なPC環境(ゲストPC)を作成してそのゲストPC内で別のOSを実行させるためのエミュレータです。

尚、ホストPC上のOSをホストOSと言い、ゲストPC内で動作させるOSのことをゲストOSと言います。
ホストOS上では複数のゲストOSを同時に実行させることもできます。

ゲストOSをインストールして動作させるための仮想的なハードディスク(仮想ディスク)をディスクイメージと言います。
そのディスクイメージはホストOS内では一つのファイルとして扱われます(ディスクイメージのファイル拡張子はvhdです)。

ゲストPCの電源を入れることに相当する操作のことを「ゲストPCの起動」と言います。


(2)ゲストOSの導入ステップ

ホストOS上で別のOSを導入して実行させるには以下のステップを踏みます。


(3)注意事項