「OS博物館」開設によせて



  1. 公開の主旨

    OSのバージョンアップスピードはとても速く旧バージョンのOSはすぐに忘れ去られていく傾向になっている感じが致します(OS以外のソフトウェアも同様です)。
    そこで各OSのバージョンの姿をビジュアルな形で記録に残し、後になって旧バージョンの姿を思い出せる場をご提供させて戴くことを大きなねらいとして本サイトを公開することに致しました(特に21世紀になって閲覧されることを期待しています)。
    (私はこの公開活動を大胆にも「OS保存プロジェクト」と名付けています)

    20世紀においては皆さんが普段お使いのOS環境とは別のOS環境ってどういう感じなのだろうかと思った時など視点を変えてOS環境を眺めてみる時にもここを訪れて戴ければ幸いです。

  2. 公開対象

    ここでは主に1994年〜2000年の間に使用されたOS環境を10種類のジャンルに分けて「アルバム」(あるいは「絵本」・「図鑑」)風に広く浅く紹介しています。
    1994年というのはインターネットが一般公開された記念すべき年であり、2000年は20世紀最後の年ですのでここは「20世紀におけるインターネット時代のOS博物館」と言えるかも知れません。
    尚、ここでは各ジャンルのOSやそのすべてのバージョンを網羅している訳ではありません。入手できなかったOSや画像保存ができていないOSのバージョンについては基本的に紹介しておりませんのでご了承下さい。

  3. OS環境に限定した理由

    OS環境に限定せずにソフトウェア全般についてその進化の流れを紹介できるのがベストかも知れませんがソフトウェアについては星の数だけ存在すると言っても過言ではありません。またそれらのソフトウェアをバージョン毎に集めるというのも困難です。
    そこで比較的種類が限られているOSに限定して紹介することに致しました。

  4. 画像の使用について

    OSの内部は目に見えるものではないためそのOSのデスクトップ環境なりその上で動作するアプリケーションの画像を通してOS環境を紹介するという手法を採用しています。
    またOS環境を紹介するための画像は加工することなくできるだけ生の画像を使って臨場感を味わえるように致しました。
    そのため大き目の画像を使っているページでは表示時間がかかってイライラするかも知れませんがご了承下さい。

  5. その他

    ここはあくまでもOS環境の概略紹介に主眼を置いておりパソコン利用時の問題解決策等については紹介しておりません。
    したがってパソコンを使って困ったことが起きた場合にはその道の専門家のホームページや書籍等で問題解決策を得て下さい。

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