TurboLinux 4.0

1999年7月9日にTurboLinux 4.0がリリースされました(PRO版ではない方です)。
どんな仕上りになっているのかを簡単に紹介します。


(1)パッチを当てる前のデスクトップ環境

TurboLinux 4.0は日本語化が一部不十分なところもあるようで(もしかすると当方のマシン環境との相性問題かも知れませんが)TurboLinux 3.0のときによりも見た目の日本語化が退化したような錯覚に陥りました。


(2)パッチ当て

「TurboLinuxアップデートRPMパック19991015」というパッチを当ててTurboLinux 4.0から4.3にアップグレードします(Kernelは2.2.9のままです)。
アップグレード後のデスクトップ環境は以下のようになります。

(3)ウィンドウマネジャの切り換え

Turbowmcfgコマンドでウィンドウマネジャの切り換えができます(AfterStep上で使ってみました)。

上記ウィンドウマネジャ一覧の中には「ICE Window Manager」というのがありませんがパッチをかけた環境ではそれが一覧中に出てきます。
ICE Window Managerのメニューはこちらです。

ICE Window Manager上でNC 4.08を動作させたのがこちらです。


(4)NFS

LinuxにはNFS機能が標準装備されています。
ここではUnixWareからNFS機能を介してTurboLinux 4.0のファイルをアクセスする例を紹介します。

(5)Oracle8 for Linux

念のためTurboLinux 4.3にアップグレードした後にOracle8 for Linuxを導入しました。

Oracle8サーバを起動し、SQL*PlusでDBアクセスしてみました。

ちなみに、Intel 486 DX/4上のTurboLinux 4.3でのdmesg出力例はこちらです。